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指はだんだんと下へ下がり、熱く疼く股の割れ目を下着の上からそっと捕らえる。
「ん…っ」
身を溶かすかのようにゆるゆると焦らすその指の動きに体がピクピクと引きつり、甘い吐息が漏れる。
「凄い濡れてる…。これならあれも簡単に入るかも」
「…あれ…?」
リョウの独り言に首を傾げると、リョウはまた私の頭を軽く撫でて起き上がった。
「アヤ、服脱いで」
「…えっ? …全部?」
「猫は洋服なんて着ないだろ?」
「ん…うん…」
完璧にリョウの中では私は猫という設定になってしまってるらしい。
私は言われた通り服も下着も脱ぎ捨てる。
リョウに裸を晒すのはもう慣れきったことだけど…。私だけ全裸というこの状況は少し恥ずかしい。
裸になった私を満足げに眺め、リョウは持ってきた鞄を引き寄せ、中をあさり始めた。
カチャカチャと金属の擦れ合う音が聞こえてくる。
…リョウ、新しい玩具でも買ったのかな…。
Sっ気のあるリョウは玩具を使ってガンガン責めるのが好きらしくて、次々と色んな玩具を買ってきては私に試す。
嫌がるふりをするけど実は玩具使われるのが好きな私。
今度はどんな物なんだろうと想像を膨らませて、胸を高揚させる。
「これ履いてみて」
ペロンと取り出されたのは黒いベロア生地のショーツだった。
お尻からはモコモコの長い尻尾が伸びている。
なんだ、ただのコスプレ下着かぁ…。
…と思った瞬間。その下着からポロッと姿を現した物に、私は目を疑った。
なんと大事な部分に当たる場所から、黒くて太くて長い棒が生えてるのだ。
「な…なにそれ…っ?」
「エッチな下着」
エッチ過ぎるよっ!!
「早く履いてみてよ」
「無理っ!そんなの入んない…!」
「…本当は履いてみたいくせに」
何もかも見透かしたかのようにクスリと笑うリョウ。
今まで玩具を使われてイヤイヤ言ってたのは演技だとバレバレだったらしい。
にゃ。って言ったときより更に顔が熱くなる。
「…自分で履けないなら、履かしてあげる」
「や、ぁ…っ!」
エッチな下着を持って固まる私の後ろに周り、足を取り手早く下着を通す。
「駄目…っ、駄目…だよ…っ」
「ここは物欲しそうにしてるけど?」
「んっ! んぅ…っ」
入るか入らないかの瀬戸際を棒の先でクチュクチュとわざと音を立てるようにいじられる。
焦れったくて焦れったくて、自ら腰を動かしてしまいそうになる。
入れて欲しい…。突き上げられたい…。
疼きが体中を支配して、頭の中が熱くてモヤモヤする。
「…欲しい?」
「う…ぅん…」
「そんな口調じゃ入れてあげない」
「や…っ」
やっと先っぽが入ったと思ったら引き抜かれて、あまりの焦らしに泣きそうになる。
「…入れて…入れて欲しいにゃ、お願い…っ」
「これからアヤは俺の前では猫になるんだよ。わかった?」
「わかった、にゃ…っ」
「よく言えました。いい子だね」
「ふ、にゃっ!あっ、ああぁあ…っ!」
ズブズブと棒が私の中へ呑み込まれていく。
頭のてっぺんへ突き抜けるような快楽に私は全身を震わせて、まだ抵抗のある猫の言葉で喘ぐ。
だけどその羞恥心が更に私の体の芯を奮い立たせた。
「装着完了」
「ふにゃ…っぁ、うぅ…っ」
強烈過ぎる異物感が甘美な刺激となって駆け巡り、何もしていないのにビクビクと体が小刻みに痙攣する。
「いやらしい淫乱猫だな…アヤ」
「にゃっ! にゃうっ…!」
尻尾で乳首を撫でられ、くすぐったさに身をよじらせると その動きに連動して中がクチュリと掻き乱され、勝手に快楽が引き寄せられる。
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