01 02 03
『…笹原…っ? なんでこんなこと…っ』
「単純に美園さんがタイプだったから、自分のものにしたいなあって思って。どうやったかは秘密」
『な…っ、あ! いや…っあぁっ!』
笹原は少し強めに爪で人形の股間を掻く。
携帯を持ったままビクビクと震えているであろう美園の姿を思い浮かべて笹原はクスクスと笑った。
「凄い敏感になってるね。もうイッたの?」
『…っ、もう、やめてよこんなこと…っ』
「質問に答えてよ。もっと酷いことしちゃうよ?」
『……っ!』
「僕は君の体をどうすることだって可能なんだ。だから、僕の言うことはちゃんと聞いた方がいいよ」
『……イ…、イッてない…』
「ふーん、じゃあイク寸前って感じ?」
『ひぁ…っ!』
股間を指で弾き、笹原は美園の反応を楽しむ。
「もうイきたい?」
『っ…う…ん』
「じゃあイかせて下さいって言って」
『は…っ?!』
「で、イけたら今日はもう解放してあげる」
『………』
沈黙が流れる。
その間も笹原は人形の体を焦らすように撫で続けていた。
…そして、
『イかせて、下さい…っ』
か細い声が笹原の耳に響いた。
それを聞いた笹原は指にはめていた指輪を外しボールペンに通した。
「いっぱい可愛い声聞かせてね」
『…っん? んあ…っ、あ! あぁあっ!』
ズブズブとボールペンの先が人形の股間に埋まっていく。
1、2p刺さったところで引き抜き、そして再びゆっくりと埋める。
『あ、あぁ…っ! 何…っこれ…!』
「携帯落とさないでね」
『やああっ! 駄目…っ、あっ、あぁんっ!』
ボールペンを出し入れさせる速度を速めると美園の声は一層大きく響いた。
笹原は玩具で遊ぶ子供のように楽しそうに笑い、人形を弄くる。
『駄目ぇっ、おかしくなっちゃうよ…っあぁ!』
「ふふふっ、こういうのはどう?」
笹原は中を掻き回すようにボールペンを緩く回転させる。
『いやぁあっ! 駄目、も…っイッちゃう! イク、イクぅっ…!!』
美園の悲鳴が笹原の耳の内を震わせる。
だんだん小さくなっていく声と共に笹原はそっとボールペンを引き抜いた。
「気持ち良かった?」
『……っあ…ァ…』
「クスクス。言葉すら出ない? ……じゃあ今日はゆっくり休んでね。また明日。バイバイ、美園さん」
しばらくまともに会話はできない状態だろう。
そう悟り、笹原は一方的に電話を切った。
(思ってたより淫乱なんだな美園さんって…。明日は授業中にイかせてあげよう)
意地悪く顔を歪ませて、笹原は人形の股間をペロリと舐め上げた。
‐END‐
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