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 「…っ、ていうか…せんせ…教室戻らなきゃ…っん…!」


"喋るな"とでも訴えるかのように、青井は強引に真由美の唇を己の唇で塞ぐ。


角度を変え、控えめにチュッと音を立てながら何度も吸い合う内に自然と口が開いていき、互いの舌が伸び、絡まっていく。


「…ん、っ…ん…」


キスに弱い真由美は あっという間に淫情に呑まれ、胸や下半身が刺激を求めてズクズクと疼き始めた。


…だけどここは学校。

その上野外だ。


誰かに見つかったら…と頭を冷まし、溶けそうになっている理性を必死に保つ。


「先生…っ! もう、やめ…っ?!」


無理やりにでも青井を振り解こうと体に力を込めたと同時に手首の異変に気付き、真由美はハッと我に返る。


「な…何っ?」


両手首が頭の上でひとまとめになったまま動かないのだ。

一体何をしたのかと、不安げに青井を見詰める。


「…身勝手な犬はちゃんと鎖で繋いでおかないとな…?」


そう囁いた青井の顔は、素晴らしい悪戯を思い付いた子供のようにニヤリと微笑んでいた。


真由美は恐る恐る頭の上を見上げる。

真由美の華奢な手首は、青井のネクタイによってきっちりと縛り上げられていた。


「っなんじゃこりゃ!」

「鎖」

「アホ!早く解けっ」


「断る。今まで俺のことを散々振り回した仕返し…もといお仕置き」


そう吐き捨てるなり、青井は再び真由美の首を舐め上げた。


襟を肩側に引き、露出させた肩に軽く歯を立て吸い付きながら、片手で真由美の胸を優しく撫で回す。


「…っあ…!」


爪先が胸の突起部分をかすめ、真由美は思わず甘い悲鳴を上げる。


シャツとブラジャーで覆われてる為、刺激は薄いが、そのもどかしさが逆に静まっていた淫情を奮い立たせた。


「っ駄目、だって…! 誰かに見つかったら…っ」

「大丈夫。お前がいつもみたいな馬鹿デカい声を出さなければ気付かれない」

「あっ、あん!」


場所を探り当てた青井は執拗に爪先でその敏感な所を責め立てる。

「…ほら、声抑えないと」

「…っ鬼…!」


「手縛られてんのに気付かないくらいキスに夢中になってたクセに。…結構その気になってたんだろ?」


「違っ…ん、う、う…っ!」


両方の胸を弄くられ、ビクンと体を震わせる真由美。

だが青井の手がどんなに巧みに動こうともその刺激は微弱にしか届かない。


「…も…嫌、だっ…!」


あまりの焦れったさに瞳に涙を溜め、泣き言をこぼす真由美の顔を青井は意地悪な笑みを浮かべ覗き込む。


「嫌って、どういう意味の嫌?」

「…っ意地悪…!」

「お前に言われたくない」


クスクスと柔らかく微笑みながら、青井は真由美の熱く濡れた秘部にゆっくりと指を差し入れていく。


「…ふぁ! …んっ、んぅ…!」


快楽の波が一気に体中を駆け巡る。

待ち望んだその刺激に真由美は身を震わせ悶えた。

 

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