人形の胸と股にメンソレータムのクリームを塗り込んでみた。 反応は良好。 美園さんは授業中も休み時間友達と話しているときもずっとモジモジしながら自分の体を気にしているようだ。 そしてお昼休み。 僕はわざと美園さんの目につくようにして教室を出た。 ゆっくり廊下を歩き途中で後ろを振り返る。 案の定美園さんは僕の後をつけてきていた。 人気のない廊下を進み、音楽室に入る。 …うん、良かった。誰もいない。 続いて美園さんも室内に足を踏み入れた。 「…今度は何をしたの…っ?!」 後ろ手でドアを閉めながら美園さんは僕を睨み付ける。 「教えない」 そう言ってニッコリ笑ってみると、美園さんの眉間にあるシワはますます深くなった。 でも瞳は潤んで頬は赤く火照っていて、まるで威厳がない。 「ねぇ、今どんな感じなの?」 「……っ別に…!」 「言わないともっと酷くしちゃうよ」 美園さんを従わせるための決まり文句を言うと、美園さんはさらに顔を赤くさせて今にも泣きそうな表情を浮かべた。 「……冷たいのと…ジンジンする感じ…っ」 「ふーん。そんな風になるんだ。オナニーはしたくなる?」 「……っ」 美園さんは小刻みに震えながらコクリと頷く。 「でも一回もトイレとか行ってないじゃん。ずっと我慢してたの?」 「やったら…きっと…止まらなくなる、から…っ」 ……ああ、やっぱり美園さんは淫乱だ。 うつむきながらか細い声で恥ずかしいことを口にする彼女をとても愛おしく感じた。 可愛い僕だけの人形。 「…じゃあ、手伝ってあげるよ。こっち来て」 「そっそんなこと…!」 「何言ってるんだよ。こうなるってことも期待してここまで付いて来たんだろ?」 「……!」 美園さんの顔が、爆発するんじゃないかってくらい真っ赤に染まる。 …きっと図星だったんだな。 今更虚勢なんかはらなくていいのに。 まあ、そういう所も見てて楽しいけど。 「早くおいでよ。休み時間終わっちゃうよ?」 そう言うと美園さんはためらいがちにおずおずと僕の前まで歩み寄った。 「ブラウス自分でまくり上げて」 震える手がウエスト部分のブラウスを掴む。 そして、焦らしているかのようにゆっくりと引き上がり、白い肌が姿を現す。 白に水色の花柄の刺繍。 美園さんらしい可愛い下着だ。 華奢な背中に手を回してホックを外す。 ブラを上げると同時にこぼれる乳房。 先はツンと固く尖っている。 僕はその先端すれすれまで唇を近付けた。 「…ふー…っ」 「ふ、ぁッ! ゃ…っ」 息を吹きかけてみると途端に美園さんは体をくねらせた。 面白くて、何度も左右交互に息を吹きかける。
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