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溢れ出ている蜜が薄い花びらを淫猥に湿らせ、早くも机にまで滴り落ちていた。
ぷっくりとしている表面をそっと撫で上げ、両手の人差し指で閉じた花びらを開花させる。
視界いっぱいに広がる女の粘膜。
少し充血しているのか鮮やかな桃色に色付き、甘い香りまで漂ってきそうな大量の蜜にまみれている。
「そ、そんなにジロジロ見ないでよ…っ!」
あまりに淫靡なその秘所に心奪われていると、上から美園さんの切羽詰まった声が降ってきた。
視線を上げて、濡れた黒い瞳を見つめて余裕たっぷりに微笑んでみせる。
「ごめん、あんまり綺麗だから見とれちゃった」
「やぁ…っ、恥ずかしいよ…!」
「少し赤くなってて…ベトベトに濡れて、凄くやらしいよ」
「やだってばぁ…っ!」
「嫌なの? ずーっとここ、ヒクヒク動いてるけど?」
「やっ、あ!!」
物欲し気にヒクついている蜜壷をツンと押してみると、美園さんの体が大げさなくらいビクンッと跳ね上がった。
これから彼女はどこまで乱れ狂うのか、期待を胸に股間に顔を寄せ、ねっとりと下から上へ舌を這わせる。
「あ、あっ、あぁあっ!」
脳内に美園さんの心地よい声を響かせながら、今度は舌先を尖らせえぐるように往復させる。
ドッと蜜を溢れさせた蕾に唇を当てて、ジュルジュルとわざと音を立てながら愛液を吸い取る。
「やあああっ! あっ、だめぇ…っ!」
激しくよじる脚を押さえ夢中で美園さんの強欲をむしゃぶりつくす。
快感によって目覚め、自ら皮を脱いだ淫核を舌ですくい、唇で挟むと、途端に美園さんの全身が小刻みな痙攣を始めた。
「そっ、そこ やあああっ! 熱いっ、熱…っあ! ああああーーっ!」
喘ぎ声が悲鳴に変わり、音楽室内に響き渡る。
神経が密集している無防備な部分を弄られる衝撃がどれほどのものなのか、男の僕には想像もつかない。
だから容赦なく徹底的に、そこをキツく吸い上げ舌でこねくり回す。
「あっ、やあああーーっ!! だめっ、イッちゃう! イッちゃうぅぅっ」
その声を聞き、絶頂へとたたみかけるように小さな淫核を乱暴に揺さぶる。
そんな僕を制止させたいのか、震える手が僕の肩をギュッと掴む。
風邪でもひいてるかのような熱が肩から皮膚の内側へ染み渡っていく。
…欲情した美園さんの体温。
その熱は心の奥まで行き届いて、僕の支配欲を満たす。
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