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「ひああああっ! あっ、んあぁあっ!」


波のような伸縮と共に透明の液体が勢い良く吹き上がった。

美園さんはそれに恥じらうこともせず、股を開き僕にしがみついて一心不乱に快楽に没頭している。


「…っ、美園さん、気持ち良い…っ?」


「んっ、うぅ…っ! い、い…っ、凄い、いい…っ! ふあっ、あぁああ!」


僕に顔を向け、甘い言葉を吐いてくれる美園さん。

その愛しい姿に心乱され、僕は唾液に濡れている形のいい唇に吸い込まれれように口付けた。


「んふ…っ! んっ、んんん…っ!」


美園さんは拒まず僕を受け入れてくれた。


…柔らかな感触。

ダイレクトに感じる吐息、甘い匂い…。

腹の底から一気に熱情が湧き上がる。


…ああもう、いっそこのまま押し倒して挿入してしまおうか。


理性が爆発しかけたそのとき──…



…キーンコーンカーンコーン…


物悲しいチャイムの音が鳴り響いた。


授業なんてサボってしまえ。

…今なら簡単にそんな気になれる。

…でも我慢だ。

美園さんをもっと楽しませてあげる方法を思いついたのだから。


僕は必死に性欲を落ち着かせて、名残惜しく指を引き抜いた。



「へ…っ?」


未だ快感に打ち振るえている様子の美園さんがまどろんだ瞳で僕を見上げる。


「チャイム聞こえなかった? もう教室戻らないと」


「え…っ!」


“こんな状態で授業に出るの?”

そんなことを言いたげに美園さんは丸見えの秘部をヒクつかせながらオロオロとうろたえる。


なんかハムスターみたいで可愛いな、なんて思いつつ僕は赤く染まった美園さんの耳に唇を寄せて囁く。


「授業中もいっぱい遊んであげるよ」


「……!!」


声の振動に反応したのか、言葉の意味に反応したのか、一度大きく身震いしたかと思うと美園さんは素早く退いて僕を睨み付けてきた。


「何する気…!?」


「電話したときにやったアレ、またやって欲しいだろ?」


“アレ”とは、ペンで股を掻き回すこと。

いちいち説明しなくても十分すぎるくらい察してくれるだろう。

その考え通り、僕の言葉を聞いた途端、美園さんは目を見開いてあからさまな動揺をみせた。


「や、やだ…っ!!」


「なんで?」


「だって…だって…っ、あんなの、こ、声我慢できないし…おかしくなっちゃうよ…っ!」


「いいよ、おかしくなって。そうなった美園さん見たいから」


「や…っ! だめっ、やだ!!」

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