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しかしその繊細な恍惚感を裂くようにして、右胸の周辺を曖昧に滑っていたアイスが白く濡れた突起に帰り着いた。
「やっ、やあぁあっ…!!」
なまめかしい吐息が悲鳴に変わる。
アイスがそこをつつくだけには留まらず、グリグリと沈み込み始めたのだ。
一気に染み入る冷気が優奈の感度を高め、えぐるような乱暴な刺激が胸の内に快感を叩き込む。
舌とアイスという全く正反対の感覚に同時に責められ、優奈の体はなすすべなく狂わされていく。
「んあっ! あっ、んぅう…っ! ダ、メ…ッ、あっ、あぅっ!」
アイスを持つ遥斗の手を掴み引き離そうとするも、思うように力が入らない。
全身まで響き渡る快感の痺れに優奈は腰をくねらせ悶えることしかできなかった。
「あっ、ん、んぅっ! …っは、ぁッ、あぁ!」
息を荒げる優奈をもっと快楽に溺れさせようと、遥斗は舌で突起を激しく転がし、甘く歯を立てコリコリと細かく弄ぶ。
めくるめく悦楽に襲われ、優奈の下腹部が解放を求めて熱い脈動を始める。
どうしようもなく中心が疼いて優奈はもじもじと太ももを身じろがせた。
「っあ…! んっ、ん…!」
その内なる要求を察したのか、胸の先から唇が離れ、遥斗の視線が下半身へと降りた。
そして突起を押しつぶしていたアイスの圧力が弱まり、柔らかな山を降りて緩やかに肋骨へたどっていく。
「ふ、ぅ…っ! 遥斗…っ、もう、アイスはいいよ…っ」
下へ下へと滑っていくアイスの行き着く先を嫌でも予知した優奈は切迫した声を遥斗に投げかける。
しかし、この行為を心から楽しみ熱中している遥斗がそんな言葉を聞き入れるはずがなかった。
わき腹をくすぐったアイスはヒラヒラのミニスカートを飛び越え、太ももに移り渡っていく。
「だっ、だめ! そっちはヤダ…ッ!」
深く染み付いて放れない胸の冷却感。
この感覚がアソコで湧き起こったら…
想像するだけで恥部が引きつり、優奈は力の抜けた脚をモタモタとばたつかせて遥斗の手を振りほどいた。
「なんで? 遠慮すんなって」
「そんなのしてな…っ、ふあぁあッ!」
前触れもなく下着を撫でた指先が優奈の抵抗を砕く。
熟れた柔肉はすでに愛液にまみれ、下着までもを熱く濡らしていた。
「こっちは早く欲しいってヨダレ垂らしてんじゃん」
指にじっとりとした湿り気を感じ、皮肉に呟くと遥斗は一旦アイスを口にくわえて下着を掴んだ。
「や…、やぁ…っ」
まごつく腰元を押さえつけ、手早く下着を引き下ろす。
そして強引に膝を立たせ、瞳に蜜を光らせる淫らな果肉を映しこむ。
「もうビシャビシャじゃん」
「や、だ…っ、見ないでよっ…」
そこがどれほど醜猥に乱れ濡れそぼっているか、優奈は確認しなくともそれを酷く痛感していた。
…もっと苛められたい、壊されてみたい。
と貪欲な本能を露わにする媚肉に遥斗の視線を受け、鼓動を速める膣内が新しい愛液を生み出す。
「ふっ…、なんもしてねぇのにダラダラ溢れてきてんだけど。アイス当てられてそんな興奮したんだ?」
「ちっ、違…っ」
もう強がっても無駄だとわかっていても、羞恥心をごまかすために優奈は無意識的に否定の言葉を吐いてしまう。
…そういった態度が遥斗の中の強欲をさらに燃え上がらせるとも知らず…。
「ぁ…、あっ!」
こぼれ出す愛液をすくうように、遥斗の指が裂け目を撫で上げる。
そしてねっとりと濡れた柔肉を左右に押し開き、紅く色付いた粘膜を外気にさらけ出した。
「やっぱ興奮してんじゃん。すげーヒクヒク動いてるぞ」
「やっ…! あっ、ああぁっ」
人差し指が、欲望にまみれヒクつく蕾の中へ沈んでいく。
たった一本の指が侵入しただけで膣内は狂喜に震え、甘美な快感を体中に駆け巡らせた。
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