01 02 03 04 05 06 07


「キッツ…。そんなにアイスにむしゃぶりつきてーのか」

「いやっ、あぁっ! …そんなんじゃ…っ、く、ふぅぅうっ」


「だから遠慮すんなって。…でも、先にこっちに舐めさせてやるよ」


意地悪な笑いを含んで囁くと、遥斗は包皮に包まれた小さな突起にピタリとアイスをあてがった。


「──ぁあああっ!!」


鋭い快感が体の中心から脳天を突き抜ける。


あまりの衝撃に優奈は喉を仰け反らせて甲高い悲鳴を上げた。


今までにない大胆な反応に、潜めた欲情を煮えたぎらせながら、遥斗は膣から指を抜き出し 肉芽を守る薄皮を剥く。


「あっ、いや…ッ! ああぁあっ!」


剥き出しにされた急所に直接冷気が突き刺さり、ビリビリとした電流が体の隅々を駆けていく。


ドクン、ドクンと鼓動を強め 膨張していく淫核。

叩き起こされた感度はみるみるうちに研ぎ澄まされ、アイスの冷たさを壮絶な快感に変えて体中に放つ。


「あっ、あああッ! やだっ、やだぁっ ああ! ア、イスッ、離してぇ…っ!」


「嫌じゃねーだろ、めちゃくちゃ濡らしてるクセに…っ」

「ふああぁあッ!!」


溢れる愛液を飛び散らせ、2本の指が一気に膣内に沈み込む。


爆発的に襲いかかってきた衝撃に理性を呑まれ、優奈は一段と高く甘い声を吹き上げた。


「…一応言っとくけど、窓全開になってるからな」


「んぁっ、あ…ッ!! ぅ ぐっ、うううぅっ!」


肉欲に支配され、荒々しい悦楽に溺れたさなか、
上から降ってきた遥斗の冷静な言葉によって湯だった脳を瞬時に冷ました優奈は慌てて両手で口を塞いだ。


「ふ…っぁ! んっ、ぅ、くぅぅっ!」


しかしどんなに手で唇を押さえつけても、遥斗とアイスの責め立てが容赦なく呼吸を乱し、喉を引きつらせる。



「んっ、く…っ、まっ ま、ど…っ閉めてよぉっ…!」

「やだ」


「な、んで…っぁ! あっ、う、く…ッ、んんぅっ!!」


膣の深くまで埋まった指が優奈の訴えを無視して内壁を摩擦し始める。


絶対的な快感が体の芯で弾け、優奈の思考が瞬く間に溶かされていく。


肉粒から放たれる激しい痺れにリズミカルにうごめく指が生み出す熱い喜悦が混じり合い、
優奈は理性が吹き飛ばされるような快楽を受け 手の甲を噛み締めた。


「ぁ、うぅっ! ふ…ッ、うっ、ぅぅうぁッ!」


口を押さえているせいで満足に呼吸ができず、瞳に悩ましげな涙が浮かぶ。

酸素が不足して白くかすむ脳内は淫欲の一色に染められていく。


冷やされた快楽神経に津波のように襲う快美な熱情。


冷却感と恍惚感
初めて体感するこの凄まじい悦波に、ビリビリと絶え間なく震える身体は限界へと急速に上り詰めていく。


「や…ぁッ! ダメ、窓っ、閉めて…! お願いぃっ…!」


「こんなところで中断できるわけねーだろ…っ」


「だって…っ、声 我慢できな…っぁ、あっ、んうぅぅっ! ダ、メ…ッ、イっちゃ…あッ、あ! ふぁ…っあァあああーーっ!!」


下半身の中心で荒れ狂っていた強欲が遥斗の指に導かれ、荒く弾けた。


稲妻のような快感に打ち付けられ、優奈の頭の中が真っ白になる。


冷却されて極限まで鋭敏になった性感帯に響く衝撃はあまりにも獰猛なものだった。


快楽の頂点を迎えてもなお、荒々しい法悦の波に襲われ、優奈は途切れ途切れの嬌声を漏らしながら全身をガクガクと震わせる。


「…ずいぶん派手にイッたな」


「…ぁ…っはあ、はあッ、ん…っ、ぁ、あ…っ」


頭の奥が痺れて何も言い返す言葉が浮かばず、ただただ熱い視線を上げる優奈に、遥斗は加虐心をまとう低音でそっと囁く。


「残り半分、こっちの口でたっぷり味わえよ」

  Back Top Next


絶対唯一快楽園

人さらいの執事

大人のキスの使い方

愛しの背徳教師

inserted by FC2 system