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「…や…っ、ぁ…!」
“やだ、もうそんなのムリだよ…!”
優奈は心の中でそう叫んだが、快楽に陶酔した体は脱力しきり、言葉を発することすらもままならなかった。
代わりに戸惑いを表すようにして膣壁がビクビクとうねり遥斗の指を圧迫する。
しかしその動きはさらなる境地を欲しているようでもあった。
「あ…、ぁっ!」
クチュリと卑猥な音を弾かせ、絡み付く粘膜を2本の指が強引に掻き分ける。
そして遥斗はそのヒクつく入り口へ、だいぶ緩くなったアイスを慎重に侵入させていった。
「ひあ…っ! あっ、あ、ぁ…ッ!」
とろけた意識が叩き起こされるような強烈な冷気が体中に駆け抜ける。
ゾクゾクと背筋が騒ぎ立ち、優奈はたまらず背中を仰け反らせた。
「あっ、は…っ、う、うぅっ…! ぬっ抜いてっ、抜いて…! 冷たいよぉ…っ!」
「抜いて…って、優奈の方がアイスに食らいついて離さねーんだけど」
遥斗は膣口から突き出ているアイスの棒をつまみ軽く2、3度引いた。
だが棒は頑なに中に留まり、それどころか手を離すとジワジワと呑み込まれていく。
「棒まで食おうとしてるぞ。欲張りな口だな」
「やぁっ…!」
嘲笑混じりの言葉に羞恥を煽られ、優奈は発熱する顔を手で覆い隠す。
可愛い反応に欲情を満たしつつ、遥斗は棒が埋まりつくしてしまわないよう先を掴み、もう片方の手でベタベタに濡れた肉芽を摘んだ。
「ぁああっ!!」
膨張しきった性感の塊に突然刺激を受け、優奈の体が大げさに跳ね上がる。
指はアイスの液を滑らせ突起の丸みを撫で、キュッと捕らえて左右にひねり、そこを一層敏感に磨き上げていく。
「やっ、やぁああっ! それ…っ やだぁあっ! んあっ、あッあぁあ!」
淫核に与えられる狂おしい快感に喜びわななく膣内は、招き入れたアイスによりキツく絡み付いて甘い白濁を吸う。
アイスはみるみるうちに溶け、収まりきらない液体が膣口からコプリと淫猥に吹き出された。
その冷たいミルクを遥斗の指がすくい取って肉粒に乱暴にまぶしていく。
「あぁっ! そんな…っ、強く擦んないでよぉっ…! あっああぁあ!」
「ククッ…、優奈のエロい声、外に人がいたら聞かれてるだろーな」
「…っや…!! ぁっ、んん! くふっ、ううう…ッ!」
「我慢すんなって。もっと聞かせてやれよ…ほらっ」
「ぅあああッ!」
限界まで固く肥大した牝芯を強くつまみ上げられ、優奈は逃れようのない極悦に泣き震える。
誰かにこのいやらしい声を聞かれているのではないかと焦り、急激に早まる心音。
しかしその緊張がより感覚を鋭利にさせていってしまう。
「やだっ、やだ…! 止めて、指…っ、お願…っ、あッん、んううぅっ!!」
一度迎えた絶頂の衝動が再びせり上がるのを体の中枢で感じ、優奈は必死に遥斗の手を掴んで静止を求めた。
しかし、眉をひそめ瞳をにじませる優奈に返す遥斗の表情は、意地悪な笑みのままピクリとも変わらない。
それどころか、淫核を弄ぶ指先はさらに勢いを増してそこを徹底的に揺さぶり始める。
「ふぅううっ! ぅあッ、…っは、あ、あ…っ! やだ、や…ッ! あっ、んぁあっ!」
「…イけよ…っ」
ゾクリと神経を震わせる乾いた声と共に、遥斗は丹念に擦り回していた淫核をピンッと弾いた。
「ひあっ! あッやああぁーーーッ!!」
その衝撃が引き金となり、優奈の体に2度目の熱い法悦が沸き起こった。
緊張していた心が肉悦の海に呑み込まれ、優奈は羞恥と快感の間で全身をビクビクと痙攣させ、そして頭の中を真っ白に溶かしていく。
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